今回はサーフィンにおいて

基本中の基本であり最も重要

といってもいいほど大事な技術!

「パドリング」について紹介します!

 

パドリングとは、英語のpaddle(漕ぐ)

から出来ている言葉で

意味もそのまま、サーフボードの上で

クロールの手の動きのように漕ぐ動作のことです。

 

初心者の方の中にはこのパドリングが弱く

沖に出れなかったり、波に乗ろうとしても

波においていかれたりしたことがある人は

たくさんいると思います!

と言うより誰もが通る道かもしれません!

 

今現在もパドリングしてもなかなか前に

進めなくて悩んでいる方や

今からサーフィンを始めるという方に向けて

スイスイ進めて疲れにくいパドリングのコツや

高速パドリングのやり方についてご紹介します!

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パドリングとは?サーフィンの基本中の基本!

パドリングはサーフィンにおいて、

本当に基本中の基本です。

 

これをマスターしなければサーフィンの

上達はありえないと言っても過言ではありません。

 

パドリングが大事な理由

管理人

サーフィンは波にかっこよく乗ることが大事じゃないの?

う

パドリングができないと波に乗るどころか波のある場所まで行くこともできないよ

パドリングとは、サーフィン中の移動手段であり

波を捕まえるための欠かせない手段でもあります。

 

陸の上で例えると「歩く」「走る」という

動作にあたりますのでいかに大事かがわかりますね。

 

パドリング

管理人

パドリングなんてとりあえずクロールみたいに手を動かしてたら進むでしょ

それも違うんです!

なんとなく水泳のクロールのように

がむしゃらに、むやみやたらに手を

動かしていてもなかなか前に進まず

あっという間に疲れてしまいます。

 

パドリングの基本動作って?

まずパドリングの動作ですが、

イメージとしては水泳のクロールの手だけの動きです。

 

水泳の経験者なら手で水をとらえる感覚

わかるかと思いますので少し有利かもしれません。

 

ですが先ほども少し触れたように、

クロールとパドリングは似ているようで違うものです。

 

基本的な動作はクロールのように前から後ろに

水をかくのですが、ポイントは体の軸が

ぶれないように綺麗な姿勢を保ちながら漕いでいくことが大事です。

 

この姿勢についてはとても大事なことなのであとで詳しく紹介しますね。

 

つまりは基本をマスターして

効率の良い(疲れにくい)パドリング

目指す必要があるということです。

 

海の中では意外と基本を忘れがちなので

まずは基本となる動作とそこからスイスイと

進めるようになるコツも紹介しますので

ぜひ最後までご覧ください!

 

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パドリングがスイスイ進む3つのコツ!『姿勢』

ここからはパドリングでスイスイ進める

ようになるコツを3つに分けて紹介します。

 

海の中ではあれこれ考える時間は多くありません。

まずは今から紹介する3つのコツを

覚えて実践してみてください。

 

1つ目は姿勢についてです。

パドリングははじめにも言ったように

海の中の移動手段です。

 

なので、漕ぐこと自体が目的ではなく、

いかに移動したい場所に速く、

少しの体力で行けるかが最大の目的なのです。

 

そのためには姿勢は本当に重要で、

パドリングの進み方に大きく影響してきます。

 

具体的には、

寝そべった時におへそとボードの重心が

ぴったりあう状態が理想とされています。

 

こちらのサーファーの写真をご覧ください。

正しい姿勢でボードに寝そべると

このような形になります。

 

おへそとボードの重心を合わせ、

さらに胸を反った状態ですと自然と

水面とボードが水平になることがわかりますね。

 

海面とボードが水平になっていることが

もっとも水の抵抗を受けにくく前に進みやすい状態です。

 

写真のアップ部分のように

上半身を反ってボードの先端が

水面より少し上がる状態がベストです!

 


パドリングがスイスイ進む3つのコツ!『手』

次は実際にパドリングをするときの手の動かし方です。

 

クロールのように前から後ろに向かって

水をかくのですが、

ボードの横を手が通るのではなくて

ボードの真下です。

 

おへその真下を手が通るようにしましょう!

 

これだけで進み具合が格段に変わってきます!

 

さらに意識することは、

手を水に入れてからおへそあたりまでは

水を引っ張ってくるイメージ、

そこから後ろまでは

水を押し出すイメージで動かすとスムーズにいくと思います。

もう1つのポイントは「手の形」です。

初心者の方によく見られがちなのは、

指と指をきっちりくっつけすぎて

力が入りすぎている状態や、

逆に指先まで意識がいってなくて

手がじゃんけんのパーのように

開きすぎている状態です。

 

これではどちらもスイスイ進むパドリングとはなりません。

 

理想的な手の形は程よく指をくっつけた

リラックスした状態です。

難しいことはありません。

自然と出した手の形が理想の形なのです。

 

その状態でなるべく遠くの水を

自分の後ろまで持っていくような感覚ですね。

 

ゆ〜ったり大きく漕ぐことを心がけましょう!

 


パドリングがスイスイ進む3つのコツ!『使い分け』

パドリングは体力をかなり消耗します。

それを最小限に抑えることもまた

結果的にスイスイ進めることになります。

 

そこで2種類のパドリングを使い分けるのです。

 

まずは移動時の「ゆったりパドリング」

これは大きくゆったり、

なるべく遠くの水を掴みに行くイメージで!

ひとかきで『ぐい〜っ』と大きく進むように

意識します。

 

波に乗るテイクオフ時は短く早く回転数を増やす、

「高速パドリング」です。

 

この2種類のパドリングをうまく使い分けることで

限られた体力をやりくりしていきましょう!

 


テイクオフ時に必須テクニック!高速パドリングとは?

先ほどでできたもう1つのキーワード、

「高速パドリング」について説明します。

 

ここまでは全て移動時に使うゆったりと

スイスイ進むパドリングについて

紹介しましたが、

波をキャッチする上で大事なのが

この「高速パドリング」。

 

波に乗れるポジションまで移動したら

いよいよテイクオフです。

テイクオフは迫り来る波のスピードや形など

瞬時に判断し素早い動作が求められますので

さっきまでの「ゆったりパドリング」では

対応できません。

 

「高速パドリング」で一気に波に乗ってしまうのです!

 

そのやり方についてですが、

「ゆったりパドリング」のように

遠くの水を掴みに行く必要はありません。

 

手の入水場所としては顔の前あたりで十分です。

後ろまでしっかりかく必要もありません。

それよりも腕の回転数を上げて

指先を水面にザッザッと突き刺すようなイメージ

迫り来る波との短期決戦です!

 

ポイントとしてはやはり回転を早くして

波に対応するというところですね。

さらに、全力でこぎながらも常に

体の重心は意識して軸がぶれないようにしましょう!

 

そしてゆったりパドリングでは

「胸を反って」と言いましたが、

高速パドリングでは逆にアゴをボードに

つけるようにする場合もあります。

 

ただし、これは乗ろうとする波によって

全く変わってきますのでここでも

ボードの先端を少し水面から出すこと

を意識しなければなりません。

 

波の斜面に合わせて胸を反ったり

戻したりしながら

ボードの先端だけが水面から出ている

状態をキープしましょう!


まとめ

最初のうちは必ず腕がパンパンになりますが

パドリングの筋肉はパドリングでしか鍛えることができません!

 

何回も筋肉痛になりながら頑張って

スイスイ進むパドリングを身につけてください!

 

強いパドリングができるようになれば

波に乗れるチャンスも比例して

格段に増えますので上達への近道になります!

 

移動時は「ゆったりパドリング」

テイクオフ時は「高速パドリング」

の使い分けと正しい姿勢のキープ、

手の動きを意識することも忘れずに!

 

以上、「パドリングはサーフィンの基本!コツは姿勢?高速パドリングのやり方とは?」でした。

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