なにか新しいことにチャレンジしてみたいな

そう思っている方には

美術館巡り

これを提案したいと思います。

 

あなたのまわりにはもちろん,旅先でも訪れることが

できる場所,それが美術館

今回は,初心者向けの美術館アレコレをお届けします。

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「美術館=美術品を見るだけ」ではない時代です

「美術館はしーんと静まり返っていて,

息をひそめて展示物を見るところ」

そんなイメージをお持ちの方が,

意外と美術館初心者には多い。

 

確かにこれ,間違ってはいないのですが,一昔前の解釈です。

今の美術館はとにかくすごい。

一大アミューズメントと言っても

過言ではありません

 

作品をガラス張りのケースの中に置くだけの展示法ではなく,

触れたり,使ってみたり,はたまたワークショップと名付けて

アートを体験してみたり,とたくさんの工夫がなされているのが

今どきの美術館です。

 

美術館巡りを楽しむいくつかのポイントを紹介!

1.併設のカフェやレストランを楽しもう!

美術館には,館内もしくは敷地内に食事をとれるところが

あります。ここは外せません!

 

併設のカフェやレストランでは,コーヒーや紅茶,

ケーキを楽しむティータイム向けから,

おしゃれなランチ,本格的なディナーまで

今日では様々なものを提供しています。

 

美術館内にあるカフェ,レストランという事で,

食事だけではなく,目に入ってくる空間にまで

工夫を凝らしているところもあります。

 

ここでの楽しみ方は,歩き疲れた足を休める休憩の意味合いで

立ち寄るのもいいですが,ぜひ一緒に行った方と鑑賞後の

感想を語り合う場として使ってもらいたいのです。

 

あの作品よかったね,ここがすてきだったね,

と言葉にすることで

ますます美術作品が身近になります。

ぜひともカフェやレストランを大いに利用してください。

参照元:shizubi.jp/cafe/

2.ミュージアムショップを楽しもう!

カフェと並んで美術館内にあるのが,ミュージアムショップ。

いわゆる、お土産売り場なのですが,

ここはかなりポイントが高いエリアです。

 

気に入った作品があったら,身近にそれを置いておきたい,

感じていたい,と思いますよね。

でも実際はホンモノを手に入れることはまず無理です。

 

1点ものですし,美術館に置くくらいの高価なもの

ですからね。

 

ここでミュージアムショップの登場です。

ポストカード等の文具をはじめ,スカーフ,ハンカチ,

バッグ,置物などにさっき見たばかりの作品たちが

デザインとして取り入れられているのです。

 

ポストカードはお値段も手軽ですし,

部屋に飾るとインテリアにもなります。

 

ここでしか買えないものばかりですので,

誰かへの贈り物にするとセンスの良いアイテムとして

喜ばれるでしょう。

 

3.次の企画展の情報をゲットしてしまおう!

あ~素敵だった!ティータイムも満喫したし,

グッズも買えたし帰ろうか。

ちょっと待ってください!

 

美術館を出るのは,エントランス周りを

必ずチェックしてからにしてください。

ここは情報の宝庫です。

次回展示される美術情報が紹介されている

ことが多いのです。

 

場所によっては年間スケジュールをお知らせしている

美術館もあります。素通りしてはもったいないエリアです。

参照元:www.tamashin.or.jp/

 

美術館巡り初心者におすすめの関西のアートスポット!

大阪市立美術館(大阪市天王寺区)

昭和11年に開館した歴史ある美術館です。

本館は設立当初のままで,

その後地下にも展示室が設けられ,

現在では地上三階,地下二階を有し,

大阪の一大アートスポットとなっています。

 

<入館料>

一般:300円

大学・高校生:200円

中学生以下:無料

*特別展の場合は特別料金

 

あべのハルカス美術館(阿倍野区)

超高層ビル「あべのハルカス」の中にあります。

買い物や観光がてら気軽に立ち寄ることができる

現代ならではの美術館と言えます。

 

しかし,展示している作品はどれも逸品で,

気軽さの中に美の深さを感じるものばかりです。

ジブリアニメをコンセプトにした展示を行う等,

若者にも目を向けたユニークな

企画が人気をよんでいます。

 

<入館料>

展示内容により異なります。

 

京都国立近代美術館(京都市左京区)

年に数回コレクション展を開催しています。

毎回変化に富んだテーマをおくことで,何度訪れても

魅力を感じさせる,そんなアートスポットとなっています。

 

収集作品数は非常に多く,その中でも絵画は6000点

超えており,古くから美の中心であった京都の芸術歴史を

今日にも引き継いでいます。

 

<入館料>

展示内容により異なりますが無料観覧日や夜間割引などがあります。

 

京都国際漫画ミュージアム(京都市中京区)

漫画はいまや,世界中で大人気の日本文化であり,

これらに触れることができるのがこちらのミュージアム。

 

漫画と言ってもその資料的価値は非常に高く,

江戸期の浮世絵から現代の人気作品

そして海外作品にまで多岐にわたっています。

 

イラストを実際に書いてみる,

コスプレをして写真を撮る,など

様々な形で楽しめるアートスポットです。

 

<入館料>

大人:800円

中学・高校生:300円

小学生:100円

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うろこの家・うろこ美術館(神戸市中央区)

ユニークな名称は,外観が「魚のうろこ」に似ていることから

付けられました。

 

うろこ美術館は,うろこの家の姉妹館です。

うろこの家は,神戸で最初に公開された異人館で有名で,

以前は外国人向けの高級借家として使われていました。

 

こちらでは,西洋骨董などを見ることができます。

ロイヤルコペンハーゲンマイセンなどは,時代が変わっても

多くの人から支持されている高級陶磁器です。

 

うろこ美術館では,近代・現代の海外,および地元作家の

作品を見ることができます。

 

<入館料>

中学生以上:1050円

小学生:200円

 

神戸北野美術館(神戸市中央区)

アメリカ領事館官舎として利用されていた建物が

今日では美術館となっています。

 

この場所は高台にあること,住宅街であり

観光地であること等,フランスのモンマルトル地区

との共通点が多く,そのような縁から

両地は友好交流協定を結びました。

 

現在当美術館では,「モンマルトルの丘の画家たち」

というテーマの展示が常設となっております。

 

<入館料>

大人:500円

小学生:300円

 

佐川美術館(滋賀県守山市)

まず目を引くのが,その建物。

まるで水に浮かんでいるような光景は,

当美術館を選んだ人の心を掴みます。

 

平山郁夫氏の作品が常設されていますが,

時期によってその展示作品を変える等,

次を期待される作品展示を行っているアートスポットです。

 

<入館料>

大人:1000円

大学・高校生:600円

 

海洋堂フィギュアミュージアム黒壁(滋賀県長浜市)

展示をジオラマで表現するという,

日本初のミュージアムです。

 

過去に作り上げたジオラマには,

東海道五十三次をテーマにしたものもあり,

平面的な絵画を立体的に魅せるという

非常に珍しいことをやり遂げました。

 

館内は老若男女問わず楽しめるジオラマや

フィギュアでいっぱいであり,

懐かしさや新鮮さが入り混じる,

実にたのしいアートスポットとなっています。

 

<入館料>

大人:800円

小学生:500円

 

寧楽美術館(奈良市)

奈良県にある日本庭園「依水園」の一角にたたずむ

風光明媚な美術館で,東アジアの古美術を収納しています。

 

昭和44年に作られたこの美術館は,「むくり」

という大和屋根をイメージしています。

むくりとは,凸型に湾曲した形を言います。

 

企画展も充実しており,自然や動物をテーマに

したものなどは特に,初心者にも

親しみやすいものとなっています。

 

<入館料>

大人:900円

中学・高校生:500円

小学生:300円

*毎週土曜日は小中学生は無料

 

入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良市)

奈良市生まれの入江泰吉氏の写真作品が展示されている

美術館です。

入江氏が奈良市に自分の写真作品全てを

寄贈したことを機に建てられました。

 

建築は,黒川記章氏。

企画展では,他写真家の作品を数多く展示し,

写真に興味のある人々に,

人気のあるアートスポットとなっています。

 

<入館料>

一般:500円

大学・高校生:200円

小中学生:100円

*毎週土曜日は小・中・高校生は無料

 

龍神村 曼荼羅美術館(和歌山県田辺市)

曼荼羅という言葉を聞いたことはあっても,

実物をこの目で見たことがある,

という方は意外と少ないのでは

ないでしょうか?

 

神仏が描かれた絵という解釈が一般的ですが,

それを突き詰めていくと深いところまで行きつきます。

 

展示室は畳となっており,心を静めて

美しい曼荼羅をゆっくりと鑑賞することができます。

 

<入館料>

基本的に無料です

 

田辺市立美術館(和歌山県田辺市)

文人画,水彩画,日本画,油彩画,と幅広い作家の絵画を

所蔵している美術館です。

建物が建つ場所は,新庄総合公園の敷地内で,

ここは田辺湾を見下ろすことができる高台です。

 

特別展覧会では,講演会やコンサートを行うこともあり,

美術館は鑑賞するだけの場所ではなく,

いろいろな楽しみ方がある場所であることを

教えてくれるアートスポットなっています。

 

<入館料>

一般:250円

18歳未満・学生:無料

*特別展は内容により異なる

 

ぜひ行って楽しもう!

いかがでしたか?美術館ってなんだか楽しそう!

と思えたことでしょう。

そう思ったら,思った時が出かけ時!

ぜひ次のお休みには,美術館へ足を運んでみてください。

関連記事:美術館巡り初心者でも安心!関東のおすすめアートスポットは?

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