夏場に子供を中心に多く流行する『手足口病』
その初期症状や対処方法、予防方法、子供がかかった場合の
大人への感染はどうなのかご紹介したいと思います。
手足口病って?
夏によく流行する病気で、(冬にもなる場合があります。
実際、うちの子は冬に発症しました)その名の通り
手や足や口に発疹が現れるウイルス性の感染症です。
保育園、幼稚園に通う年代の小児がかかりやすく、感染力も
比較的強いため、クラスで発症した子がいれば簡単に
広まりやすい病気です。
また、原因となるウイルスが何種類もあるので
一度かかっても再びかかる可能性があります。
手足口病って?症状は?
手や足や口に発疹が現れるのですが、大体の場合、口の中に
最初に現れる場合がほとんどです。
口内炎のような白いポツポツができ始めそこからだんだん
手や足にも広がってくるような感じです。
熱が出る場合もありますが、高熱ではなく38度以下の
微熱で終わる場合が多いです。
他の感染症に比べ、軽度な症状で終わる場合が多いですが
まれに脳炎などの重度の合併症を起こす可能性も
ゼロではないので症状の変化を見落とさないようにしましょう。
手足口病って?対処法は?
手足口病に予防ワクチンや治療薬はありません。
なので治療法としては自然治癒が主になります。
しかも潜伏期間、発症中、治った後など
比較的、長期間ウイルスが残る病気ですので
そういった意味では厄介な病気です。
具体的な日数で表すと、
- 潜伏期間で約3日〜5日
- 発症期間中が約5日〜6日
- 症状が消えてからもウイルスが体内に残る期間が約1〜2週間
こうしてみるとおよそ1ヶ月近くも
ウイルスがいる状態になります。
もちろん時間の経過とともに感染力も弱まっていきますので
保育園、幼稚園を1ヶ月も休ませる必要はありません。
そんなことは現実的ではありませんよね。
大体の目安としては、症状が治まり、発疹がキレイに
消えた状態であれば登園は可能だと思います。
『思います』というのは、実は手足口病は国の定める
出席停止になる指定の病気ではないのです。
ですので各保育園、幼稚園によって判断が違います。
『何日間休んでください』『医師の診断書がないとダメです』
など、明確に決まっているところもあるので
それぞれの園に問い合わせてみてください。
手足口病って?大人への感染は?
これまで書いた通り、手足口病は特効薬もなく、ウイルス
も長期にわたるので厄介ではあるのですが、
症状自体は軽いものが多いので小児に関してはそれほど
恐れる病気ではありません。
ですが、大人への感染となると話は変わってきます!
子供よりも重症化しやすく40℃の高熱が出たり
発症期間も長くなります。
指先に発疹ができてしまったら場合によっては
後日、爪が剥がれてしまったりという例も
あるそうです。
中でも妊婦さんなどは胎児への影響も考えて
特に気をつけたいところです。
感染経路は、やはり自分の子供からの咳、くしゃみや
おむつ交換、トイレなどからが1番多いので、
そういった際には必ず良く手を洗い殺菌、消毒を
徹底しましょう!
手洗いだけではなかなか完全にウイルスが
落ちることはないので手洗い後にさらに
こういった商品を使うことで殺菌作用を
高めることができます!
保水成分も入っている医薬部外品なので
一般のアルコール除菌剤より肌にも優しく
しっとりしたジェルタイプなので
アルコールによる乾燥のしすぎがきになる方にも
おすすめです。
洗面所に置いておいて、手洗い後にする癖をつけておけば
他の感染症からも身を守れますよ。
以上、手足口病の症状と対処法、大人への感染についての記事でした。
子供はもちろん、親である大人も普段から
感染症などを軽く見ることなく気をつけるようにしましょう!