7月7日は七夕です。
そして保育園や幼稚園から毎年短冊を宿題
に出され、
その書き方に頭を悩ませている親御さんも
多いのではないでしょうか?
そこで今回は、保育園や幼稚園の願い事の
書き方を年齢別おすすめ例も交えて
紹介していきたいと思います。
目次
保育園や幼稚園でも七夕の短冊書きは何を書けばいい?

短冊に何を書けばいいか?と悩んでいる
親御さんも多いと思います。
そこで何かのヒントが得られるかも
しれないと思い、
ちょっと七夕の短冊についての由来を
調べてみたのでご紹介します。
それは奈良時代に遡りますが、
七夕は宮中の行事とされ、
当時は裁縫や手芸の上達を願って糸が
供えられていたそうです。
そして七夕が宮中から庶民へと広がり
始めましたが、
糸は高価な品物で容易に供えることが
できず、
代わりに紙を切って供えたのが短冊の
始まりだそうです。
更に当時はカタドリの葉に溜まった夜露を
使って墨を作り、
その墨を使って梶の葉に文字を書いて笹に
つるすと字が上達するとされていました。
この風習が短冊に願い事を書くと
叶えられると言われる所以です。
つまり、短冊には「○○がほしい」という
物欲ではなく、
自分はこうなる!という願い事を書くのが
正しい書き方といえます。
そして願い事の表現のしかたですが、
「○○になりたい」という希望ではなく、
「○○になる!」と断言するような
強い意思を表現する方法が正しいといわれています。
とはいってもまだ自分の意思も
はっきりしない0歳時~3歳時くらいまでは
「○○がほしい」や
「仮面ライダーになりたい」でもよいかと思います。
しかし徐々に自我が芽生える4歳児くらい
からは
「サッカー選手になる!」や
「プロ野球選手になる!」という
力強い願い事を書いてみてはいかがでしょうか?
保育園や幼稚園の七夕の短冊の書き方は縦書き?横書き?ひらがな?

保育園や幼稚園の七夕の短冊の書き方に
ついて、縦書きや横書きの規制は特に
ないようですが、
一般常識的には縦書きのほうがベストです
そして保育園や幼稚園のお友達で、
ひらがなが読める子もいるかもしれません
ので、できる限りひらがなを多めに使った
ほうが良いでしょう。
願い事を書いたら、子供の名前も忘れずに
書きましょう。
七夕の短冊の願い事!年齢別おすすめ例を紹介

それでは具体的にどのような願い事を
書けばよいのか、
年齢別におすすめ例を紹介していきます。
<0歳時~1歳時の願い事例>
0歳児~1歳時は、当然にまだ自分の
願い事や意思など言えるはずもないので、
親御さんが考えて短冊を書くことになります。
そこで子供への期待や、子供の様子を
見ながら書くと良いでしょう。
例
「病気やケガをしませんように」
「おともだちがたくさんできますように」
「はやくおはなしができますように」
「すくすくとおおきくなりますように」
「はやくあるけるようになっておさんぽにいけますように」
「どうぶつえんにいきたい」
「いつもえがおでいられますように」
「たくさんあそべますように」
「トイレでオシッコができますように」
「げんきにおおきくなってね」
0歳時~1歳時の短冊を見ていると
なんだか穏やかな気持ちになりますよね。
<2歳時~3歳時の願い事例>
2歳時~3歳時になるとだんだん自分の
自我が出てきて、
お話も少しずつできるようになります。
大きくなったら何になりたいのか?
今一番やりたいことは何か?などを
本人に聞いてみて、親御さんが手助けを
してあげると良いでしょう。
2歳時~3歳時の場合にはできるだけ
自分の意思を尊重してあげることが重要です。
例
「かめんライダーになりたい」
「プリキュアになりたい」
「○○ちゃんとたくさんあそべますように」
「ケーキをたくさんたべられますように」
「じょうずにおえかきができますように」
「ミッキーマウスにあえますように」
「えほんをいっぱいよみたいです」
「おいしいおかしがたべられますように」
「トイレトレーニングがじょうずにできますように」
「ごはんをこぼさずじょうずにたべられますように」
最後の方は親御さんの希望が
短冊に表現された例です。
<4歳時~5歳時の願い事例>
4歳時~5歳時になってくると、
自分の願い事をはっきり意思表示
できるようになってくる年代です。
そしてその願い事も習い事やテレビ、
親御さんからの情報により、
かなり具体的になってくる子供もいます。
もし自分で字をかけるようであれば、
自分で書かせてあげてみてください。
例
「サッカーせんしゅになる!」
「プロやきゅうせんしゅになる!」
「アイドルになる!」
「ピアノをじょうずにひけるようになる!」
「じょうずにおよげるようになる!」
「ようちえん(ほいくえん)のせんせいになる!」
「かけっこで1ばんになる!」
「でんしゃのうんてんしさんになる!」
「おいしゃさんになる!」
「ケーキやさんになる!」
こうして見てみると4歳時~5歳時の
夢や希望が短冊に表現されていることが
わかります。
まとめ

七夕の短冊には子供達の成長がそれぞれ
表現され、
何だか見ていて心がほっこりとしてきます
保育園や幼稚園からの短冊の宿題は、
実は各家庭で子供と一緒に子供の成長を
実感しつつ、
祝いながら楽しく書いてほしいとの
先生達からの希望が込められているのかもしれません。
是非、子供達をみつめて、向き合い、
夢や希望を聞いてあげて、
素晴らしい短冊を書いてほしいと思います
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、「七夕の短冊!保育園や幼稚園の願い事はどう書く?年齢別おすすめ例も紹介」でした。