春を迎える節分、豆まきの季節がやってきます。
「鬼はー外!」「福はー内!」との掛け声で
豆をまく子供の姿はかわいいですよね。
でも皆さんはなぜ豆をまくのか疑問に
思ったことはありませんか?
豆まきの豆は落花生ですかね?
地域によって違ったり、まいた豆は
食べていいのでしょうか?
そこで今回は節分の豆まきを落花生でする理由や意味と地域差は?
またいくつ食べるのかを調べていきたいと思います!
節分の豆まき!落花生を使う人が増えている理由は?

大豆を豆まきに使っていたことにも
ちゃんと理由があります。
京都の鞍馬山で鬼が出たときに、毘沙門天が
「鬼の目に大豆を投げて退治した」
と言い伝えられた事がきっかけのようです。
では、いつ頃から落花生を使う人が
増えてきたのでしょうか?
北海道では昭和20年代から落花生をまく
家庭が出始め、その後国内での生産が
拡大した昭和30~40年代、急速に落花生に移行したといわれています。
その流れは今でも続いているということです。
ではなぜ北海道では落花生に移行した
のかというと、雪の中にまいた豆をひろう
のは落花生の方が楽で、後で食べることを
考えると合理的であると考えたようです
節分の豆まき!大豆より落花生を使うメリットは?

それでは豆まきに落花生をまく
メリットをまとめてみましょう。
- 雪の多い地域では、雪にまいた豆をひろうのは大豆よりも落花生のほうが便利
- 殻に入っているため食べるとき、衛生的
- 大豆は夏の豆で落花生は秋冬の豆でカロリーも高く寒い地域で好まれる
- 殻付だから投げても中身が汚れない
- 大きいから隙間に入らない
- 落花生のほうが美味しい
北海道や東北地方では節分の時期は
雪ですよね。
雪のあまり降らない西日本地域なら
まだしも、北海道や東北地方は雪に豆を
まくわけですから、
大豆をまいたらほうきではくこともできず
大変苦労しますよね。
それぞれの地域性があらわれています。
節分の豆まきで落花生を使う人が多い地域は?

ある雑誌の調査で節分に落花生を使う地域を調べた結果
日本全体
大豆 72%
落花生 24%
それ以外 2%
投げたことがない 2%
日本全国でいうと大豆をまく家庭が全体の7割超で
ほとんどの家庭が大豆をまいていることがわかります。
(日本落花生協会調べ)
収穫量
1位 千葉県
2位 茨城県
3位 神奈川県
4位 鹿児島県
5位 栃木県
それではどこの地域が多く落花生をまいているのでしょうか?
落花生をまく地域ベスト3
1位 北海道 72%
2位 東北 68%
3位 北陸 57%
北海道、東北、北陸と共通しているのは
雪が降る地域ということがわかります。
これもやはり雪が降る地域では雪の中に
大豆をまくのと落花生をまくのでどちらが合理的か、
これは地域的にはけっこう大変な問題みたいですね。
鹿児島地方でも落花生をまく家庭が
徐々に増えはじめているそうですが、
その原因は収穫量が4位という多さという
ことですが、収穫量第1位の千葉県では
落花生をまく家庭はほとんどないそうです。
この辺りの違いがよくわからず、
逆に面白い現象ですよね。
各地域のスーパーでもその違いは顕著で、
新潟県のスーパーでは、節分の時期は
落花生しか売っていないという現象も
実際におこっているそうです。
逆に千葉県のスーパーでは、お客が
「落花生をまきたいのですがありますか?」
と店員に聞くと、びっくりされたという
エピソードも聞かれます。
まいた後の落花生はいくつ食べる?

みなさんはまいた落花生を食べますか?
どれくらい食べるのが正しいのでしょうか?
一般的には歳の数だけと言われていますが、
地域によっては歳の数+1つというところも
あるそうです。
数え年にプラスするのか、それとも
満年齢にプラスするのかという問題もありますよね。
そもそもなぜ年齢に1つプラスするのか
というと、新しい年の年齢に合わせて
豆の数を1個プラスし、1年の無病息災を
願う意味がこめられていたそうです。
しかしこの説が必ずしも正しいという
わけでもなく、
結局のところ食べる豆の数は
決まっているわけではなく、
地域によってまちまちというわけです。
それにしても年輩の方にとっては
歳の数だけ落花生を食べてしまったら
お腹が大変なことになりそうですよね。
そこで落花生に代わって
福茶を飲むという方が増えているそうです。
福茶は、炒った豆を入れたお茶のことで、
昆布を入れてみたり、梅干しを入れてみたりとアレンジ方法はたくさんあります。
豆まきをするとなるとたくさんの落花生が必要ですよね?
こちらの商品ですと訳ありの落花生が通常の半額ほどの値段で買うことができます。
訳ありと言っても本場千葉県産の落花生で
選別段階で少し形の悪いものや、
さやが少し割れている程度のものです
ので品質には一切問題はありません。
かなりお得な商品ですよ!
落花生には熱いお茶がよく合います。
節分には豆まきの後に少しいいお茶を入れてみませんか?
こちらは高級なお茶ではありますが 、
お値段はリーズナブルなものです。
寒い時期ですし、
熱いお茶と美味しい落花生で豆まき後の
ひと時をお楽しみください。
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節分の豆まき、大豆か落花生か論争は
現段階では大豆に軍配が上がりましたが、
落花生が着実に大豆に迫っている
ことがわかりました。
節分は大豆で豆まきという文化は
それなりに言い伝えがあり、
その伝統が受け継がれてきましたが、
そこは現代社会、時代と共に合理化を
求めてその手段は変化しているようですね。
何はともあれ、みなさんの無病息災を
お祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、「節分の豆まきを落花生でする理由や意味と地域差は?まいた後はいくつ食べる?」でした。