皆さん、熊本県八代神社で開催される
『八代妙見祭(やつしろみょうけんさい)』
はご存知でしょうか?
毎年11月に開催され平成23年には
「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
昔は皆、学校を休んで参加をしていたぐらい市民の方にとっては大事なお祭りなのです!
そこで今回はこの
『八代妙見祭2018』について
詳しくご紹介していきたいと思います。
八代妙見祭2018年の日程やチケット情報
『八代妙見祭2018』の日程や
内容のご紹介をしていきます。
▶日程:2018年11月22日(木)23日(金)
▶会場:塩屋八幡宮、ハーモニーホール八代駅前、八代神社、砥崎河原
▶住所:熊本県八代市妙見町
▶問合せ:070-5819-8246(八代妙見祭保存振会 事務取次:八代市文化振興課)
▶🚋:JR八代駅から徒歩20分
▶🚗:九州道八代ICから10分
▶駐車場:有り(500台無料)
また、県地域振興局・球磨川スポーツ公園から
シャトルバスが運行します。
※片道100円、午前8時~午後6時
八代妙見祭では有料の座敷席が販売されています。
河原座敷席は6名(1マス)で12000円から18000円
八代駅前座敷席では1席1名2000円
※車いす対応席ありとなっています。
無料の観覧席もあります。
販売開始は9月1日からで
八代商工会議所0965-32-6191
までお問い合わせください。
2日間のスケジュールは?
11月22日
宮遷式…0:00(八代神社)
本宮発輦祭…13:00(八代神社)
神馬御供奉告祭…13:15(八代神社)
御神幸式お下り…14:00(八代神社→塩屋八幡宮)
御旅所着輦祭…17:00(塩屋八幡宮境内)
11月23日
飾り馬抽選…6:00(塩屋八幡宮社務所)
御旅所発輦祭…7:20(塩屋八幡宮境内)
御神幸式お上り…7:30(塩屋八幡宮→八代神社)
お下り、お上りが亀蛇の登場で一番の盛り上がり所です!
八代妙見祭2018年のお得情報
八代妙見祭でのお得な宿泊パックを
用意している施設があるそうです!
期間:11月22日~23日
料金:宿泊費+2,000円(ガイド,夕食,座敷席込)
※目的地までの交通費は実費
問合せ:日奈久温泉
あたらし屋旅館0965-38-0213
金波楼0965-38-0611
ガイドがいてくれるとより一層お祭りを
楽しめること間違いなし!
八代妙見祭の歴史に触れてみて下さい。
祭り当日は八代神社の西側にある
宮地小学校に市内の飲食店が集結!!
八代妙見祭にちなんだオリジナルメニューが多彩に登場します。
八代妙見祭の由来って?
それではここで少し祭りの由来などにもふれてみます。
前知識があると、より楽しめますよ!
『八代妙見祭』は
『八代神社妙見宮』の秋の大祭で
その始まりは、天武天皇の時代に中国大陸から亀蛇の背中に乗って
妙見神が現れこの八代の地に上陸したのが始まりだと言われています。
16世紀ごろにはすでにこのお祭りがあったと記録が残っていて
一度は、衰退したものの戦国時代から江戸時代初期にかけての武将
細川忠興によってこの『八代妙見祭』は復興され
今日の神幸行列の原型を作りました。
忠興が復興に力を入れたのは
八代神社の妙見宮の家紋と細川家の家紋(九曜紋)が
偶然にも一緒だった事から
「不思議の因縁」を感じたためと言われています。
そして、八代妙見祭は後世に語り継がれ
「塩屋八幡宮」と「八代神社」の間を練り歩く神幸行列が現代でも見ることができます。


『八代妙見宮祭』は
妙見宮が中国から乗ってきたとされる
『亀蛇』が登場することから
奇祭とも言われていています。
続いてはこの『亀蛇』についてご紹介します。
亀蛇の読み方や正体は?
『八代妙見祭』での目玉といえば
『亀蛇(キダ)』です。
しかし地元住民の間では
通称『ガメ』と呼ばれていて
胴体に部分は亀、首は蛇という想像上の動物という事なのですが
きっと子供が目の当たりにしたら泣いちゃいそうな風貌です。。。
それがこちら!

首の長さが2.5m
胴のの大きさは3m
重さはなんと200㎏にもなります。
この亀蛇を大人たちが担ぎ、首をブンブン振りながら
走ったり、高速で回ったりします。
この際に、観客の方へ行ってしまったり
転んでしまうのを見るのも
亀蛇を観覧する際の楽しみになっているようです。
小さいお子さんと一緒に行く際は
少し離れたところから見るのも
安全の為にはいいかもしれませんね。
当日は大渋滞が予想されるそうで
公共交通機関を使うのが得策かと思います。
その分、会場の盛り上がりは
八代妙見祭が九州三大祭だけあってとても迫力のあるものです!!
亀蛇の他にも飾り馬なども祭りを盛り上げてくれます。
是非、熊本『八代妙見祭』
に足を運んでみて下さい!
以上「八代妙見祭2018の日程や内容、アクセスは?亀蛇(ガメ)の意味と正体は?」でした。