涼しくなってきたのになんだか体がだるい。

もしかしたらそれ,

秋バテ

かもしれません!

 

今回は,秋バテに関する様々なことを

ご紹介していきます。

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秋バテの症状とは?

秋バテなんて言葉,初めて聞いた!

そういう方,意外といらっしゃると思います。

 

でも症状を聞いたらピンと来るはずです。

思い当たる節があるはずです。

・体がだるい

・食欲がでない

・睡眠不足(寝ているのにすっきりしない,眠れない)

・肩こりが感じられる,頭痛がある

このような症状が,秋の季節にでることを

秋バテと言います。

 

涼しくなったらやりたいと思っていたことが

アレコレあるのに・・あら?体が動かない。

実はそれ,秋バテかもしれません。

 

参照元:retronatoshiko.com

 

 

秋バテと夏バテは何が違う?

似たような言葉,症状に

「夏バテ」があります。

 

こちらはみなさん良くご存知ですね。経験者も多いでしょう。

 

夏バテと秋バテ,両者を比べると,

症状が似ている,重複しているということはあるのですが,

秋バテのほうは,

・夏バテをひきずったまま,もしくは夏バテから一度回復したあとに

秋バテになる

・夏バテほど知られていないので,本人も単なる不調と思いがち

となることもあるので,夏バテよりもさらにちょっと厄介なのです。

 

秋バテの原因は?

自律神経への負担が,秋バテを引き起こす原因の一つと

されています。

自律神経とはなんぞや?という事になるのですが,

循環器,消化器,呼吸器などの活動を調整する為に,

24時間休みなく働き続けている神経

のことを言います。

 

そして,この自律神経というものは

体が活発に活動しているときに働く交感神経

安静時に働く副交感神経

の二つに分けられます。

 

ちなみに自律神経は,

自分の意思ではコントロールすることができない

神経です。

 

この自律神経に負担がかかる,乱れることが秋バテを

引き起こす要因とされています。

 

他には,

自分の熱に対するエネルギーを使い果たすこと

が原因とされています。

 

夏は暑いので,人は汗をかいて体温を下げようとします。

汗をかくにはエネルギーが必要です。

 

しかし一方で,室内は暑さ対策の為に,

異常なまでにエアコンで冷やされています。

 

となると,熱を作り出すためのエネルギーも

必要になってきてしまいます。

 

体の熱を下げるためのエネルギーと上げるためのエネルギーを

たえず,そして不規則に作り出して使い続けているため

「エネルギーの使い過ぎ」

が起こり,それが自律神経を乱すことにつながります。

 

これらが,秋バテの原因とされています。

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秋バテ度チェック

秋バテにかかりやすい人には,こんな特徴があります。

それを踏まえての対処法も併せてご紹介します。

1.飲み物は,冷たいものが好きだ

2.夏はシャワーだけで済ませてしまうことが多い

3.夏は靴下よりも素足のほうが多い

4.胃や腸が弱い

5.紫外線対策をあまりしていない

6.冷房25度以下の部屋で過ごすことが多い

上記6つのうち,当てはまるものが多いほど,あなたに

秋バテにかかるリスクがある,ということになります。

 

いかがでしたか?

参照元:https://placebo.co.jp/

 

秋バテにならないための対処法は?

秋バテにかからないためには,実は

夏の過ごし方

が重要になってきます。

 

そのためには,先に挙げたリストをうまく利用することが

ポイントです。

 

自分に当てはまってしまった番号の項目を

よく読んで実行してください。

 

1.冷たい飲み物ばかり飲まない

夏は毎日ビアガーデン!

キンキンに冷えたビールは最高だ!!

こんなことを続けていては,内臓に負担がかかります。

 

内臓が冷えると,血の巡りが悪くなるため,

体がだるくなってしまいます。

 

ビール以外ならいいの?いえいえ,

そういう事ではありません。

 

冷たいアイスコーヒーにアイスティー。

夏はなんでも冷たいものなら

大歓迎の季節ですよね。だからこそ,

「冷えた飲みものを飲みすぎること」

それが良くないということなのです。

 

「~すぎる」に気を付けましょう

ということです。

 

2,3,6 外からの力を利用して体を冷やさないようにする

入浴の際,お湯につかると,心も体もゆったりして,

自律神経が整います。

 

そして日中は,心臓から離れたところ,

特に下半身は冷えやすい場所なので,

意識して冷やさないようにすることが大切です。

 

室内などエアコンで冷えすぎが気になる場合は,

カーディガン等の上着を一枚羽織れるように

持ち歩く人は多いですが,

ひざ掛けや足元となるとなかなか意識が及ばないので,

足元の冷え対策も行いましょう。

 

体が冷えると,体温を上げようと

熱を作り出すためのエネルギーを消費します。

 

体を外から冷やしすぎないようにする,

意識して温めるようにすることが

夏であってもとても大切な事なのです。

 

4.食事に気を付ける

内臓の冷えは,秋バテ発生に直結します。

 

私たちは飲食をすることで,

体に必要なエネルギーを作り出すのですが,

体内入るものによっては,内臓の冷えを招きます。

 

キンキンに冷えた飲みものを飲みすぎないのと同じように,

食べ物も,冷たい物ばかり食べすぎないよう,三度の食事を

意識しましょう。

 

夏であっても温かいもの,もしくは常温の

ものが体にいいのは,このような理由からです。

 

5.日焼け対策をする

夏になると体の疲れがいつもより感じられる,

という方は,

実は日焼け対策をあまりしていない,ということも

考えられます。

 

紫外線をうけることで日焼けをするのですが,

日焼けをすると疲労原因タンパク質というものが

体に蓄積され,それらがどんどん貯まることで,

疲れもどんどん貯まっていくという

疲労蓄積スパイラルが起きてしまうのです。

 

紫外線は目に見えない自然界のものだからこそ,

毎日の紫外線情報を意識して対策をとりましょう。

参照元:shigai-allguide.com/

 

夏を制する者,秋を制する!

秋バテは,秋になっていきなり

かかるものではありません。

予防することが可能なのです。

 

また,かかってしまったとしても,

予防をしていれば,軽くすむことだってあるのです。

 

毎年外気温があがる一方,室内の温度はここは冷蔵庫か!と

思うくらい冷やされている今日です。

 

自分の身を守るためにも,夏から対策を始めましょう。

自律神経は自分でコントロールできないものですが,

毎日の生活は,自分のちょっとした心がけでコントロール

できるのですから。

 

食欲の秋を楽しむためにも,今年は秋バテ,ちょっと早めに

意識して見てください。

 

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