国際化社会と言われている今日

英語はもはや特別なものではなくなりました。

今回は,英検とTOEICの違いを

見ていきます。

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英語の資格

英語に関連する資格は,

「強み」

として根強く

存在しつづけています。

 

進学,就職,そして社内試験などの

様々な場面で英語の実力を測る

物さしの一つとして使われています。

 

参照元:tabippo.net/

 

英検とTOEICの違いは?どっちがいいの?

私自身,英会話教室で教えていたので,

良く聞かれる質問でした。

 

答えは,

  • どちらが良いと優越は付けられない

しかし,

  • 資格をとったあと,その後それを何に生かすかを考えて選ぶべき

と言えます。

それぞれに特徴があります。

 

現在の英語の実力を把握する

これは共通して言えることなのですが,

なぜ資格をとるのかを明確にしておかないと

どちらにするか選べないので

就職,転職のため?進学のため?

モチベーションのため?

資格をどう生かしたいのかを考える

ことから始めましょう。

 

進学に際し英検が必要なのに,

必死にTOEICを勉強したり

昇格試験にTOEICスコアが必要なのに

英検対策をしていては意味がありませんよね。

参照元:osusumenotuushinkoza.click/

 

英検とTOEICの試験の違いは?

この2つの一番の違いは,

英検は合否判定

TOEICは,スコア判定

という点です。

<英検>

  • 5級から1級までの級により試験問題が異なる
  • 筆記・リスニングは,選択式マークシート方式
  • 級により筆記問題の一部に記述式設問有り
  • 4,5級は1次試験のみ、合否に関わらず独立形式でスピーキングテスト受験可
  • 3級からは英語面接スピーキング2次試験がある3級からは,1次試験と2次試験両方合格によりその級の合格となる

<TOEIC>

  • 2時間で200問を解く。全員同じ試験問題
  • リスニングとリーディングを選択式マークシート方式
  • 10点から990点でテスト結果をスコア判定

 

ざっと見ると,このような内容の

違いがあります。

また,英検は昔からある試験ですが,

独立型スピーキングテストや

記述式英作文の登場など,

試験内容が変化しています。

 

英語をやり直したい人はもちろんのこと,

これから受けてみたいと思っている人は,

必ず最新の受験情報を確認する

必要が合格への一歩です。

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英検とTOEICの受験資格や題材の違いは?

英検もTOEICも,受験資格はありません。

受験マナーをきちんと理解し,

守れるのであれば誰でも受験できます。

 

英検の試験題材は,「学校」「海外文化」

「自然環境」「政治」「テクノロジー」

などと言ったものから幅広く出題され,

生活に身近なものといった感じです。

 

TOEICは,ビジネス関連が多く

「会社で同僚と会議」「取引先との打合せ」

「時事問題」等がそのシーンとして

選ばれています。

 

英検とTOEICの試験日程や勉強法は?

年間のテスト日程を確認し,

いつ受けるのかを決める。

英検は年に3回,

TOEICは年に10回受験日があります。

そして,受験申込方法,期限などを

確認して,申し込みを行います。

そしてこれが大切!

受験日を決めたら,さっさと申し込んでしまう

すぐさま行動を起こしましょう。

 

「え~まだ勉強開始してないし」と思うあなた!

受験日を決めたときからもう,

試験準備は始まってますよ。

 

申し込んだらもう受験日までの

カウントダウンが始まっています。

 

受験にはお金もかかりますので,

それなりに取り組まないとモッタイナイ!

自分を追い込むためにも申し込みは迅速に!

 

<有効な勉強法は?>

過去問を一度解いてみる

試験会場と同じように,

時間を守って行います。

 

その後,自己採点をして,

合否判定もしくはスコアを出してみます。

そうすると,自分の強みと弱みが出てきます。

  • いきなり申し込むのは・・・
  • 英検どの級にするか迷っている・・・

という方は,申し込み前に一度

過去問を解いてみて,今の自分の状況を

把握してから級を決める,ということも

おすすめです。

参照元:zettaitakkengoukaku.com/

 

学習スケジュールを立てよう

ただ単に,やみくもに勉強を進めていても

成果は上がりません。

 

過去問で躓いたところは

必ず見直しをしましょう。

英語の学習には

  • リスニング
  • 単語・熟語
  • 文法
  • 長文(一部英作文)

の力が総合的に必要になってきます。

 

そして,英語資格学習で常に心に

置いておくべきことは

知らない単語は「読めない」「聞き取れない」「書けない」

→よって,意味が分からないから,英文の解釈ができない

これです。

 

しかし,だからと言って,

やみくもに単語を片っ端から覚えればいい!

というものではありません。

 

それぞれの試験,級に特化した単語がある

ということを理解して勉強を

していくべきなのです。

 

頻出単語,必須単語は最低限覚える

ということで,その対策がされている

英単語・熟語本を

必ず書いて,声に出して

覚えるようにしましょう。

ただぼーっと見つめているだけでは

覚えられません。

 

それと並行して,いわゆる受験参考書を

進めていかなければなりません。

 

ドリルのように,どんどん解いていき,

丸付けをして,間違ったところを

見直すのです。

 

参考書も1回解くだけでは足りません。

3回解けばだいたい頭に入り,

身に付くでしょう。

 

これだけやれば自信がつくでしょうが,

まだ不安であれば,4回,5回,

ミスが無くなるまで繰り返し

解いていけば良いのです。

 

そして,本番に慣れるためにも,

ある程度単語や参考書の学習が進んだところで,

定期的に過去問を解いてみます。

 

3回分の過去問をそれぞれ3回→計9回

過去問が解ければ,かなりの準備量に

なります。

 

ここまで見ただけでも,結構な学習量ですよね。

だからこそ,効率的なスケジュールを

立てることが非常に大切なことなのです。

 

準備が間に合わなかった!

たくさん参考書は解いたけど,

本番の形式に慣れるまでにはいかなかった!

 

こうならないように,

余裕を持って学べるようにしましょう。

 

英検とTOEICの学習に必要なものは?

<必ず必要なもの>

  • 過去問題集(公式教材・問題集)

受験を考えたら一度解く,

その後も学習に応じて定期的に解く

を繰り返します。

 

どちらの試験も,過去の傾向というものが

あります。良く出る単語,

良く出る案件などはやはりあるもので,

過去問はそれらが凝縮されている

素晴らしいものと言うわけです。

 

  • 単語・熟語参考書

単語は全ての基本です!

 

  • 文法参考書

過去問の内容を分野別に分けたものです。

これらを選ぶときは,

最新の試験形式に沿っているかが一番大切

その次に自分にとって使いやすいか

ということが挙げられます。

 

書店で手に取り,まずは1つ解いてみて

解答を読み,よく分かればそれが

あなたにとって合う参考書

という判断で良いでしょう。

 

TOEICの場合は,

仕事と両立して勉強する社会人が多いため,

時間に制約がある人は文法参考書を

公式教材に置き換えて,繰り返し

解く方法でもよいでしょう。

 

しかし,分からなかったところや,

躓いたところは,必ず何かで調べて

見直すようにしましょう。

 

<サブとしてあるといいもの>

  • パソコンやスマホ

リスニング対策です。

たいていは参考書付属のCDで

リスニングの学習ができるのですが,

数多くやることで耳のトレーニングに

なることから,パソコンやスマホの音声を

利用して学習を進めていくことは,

とても有用なことです。

 

時間がある人は,ディクテーションと言って,

聞いたフレーズを書き取る学習

をぜひやってください。

 

聞き取れる→単語が分かる

→書きだせるというプロセスは,

あなたの英語力をどんどん伸ばしてくれます。

 

まずはチャレンジ!

なんとなく二つの試験が

身近に感じられたことと思います。

 

落ちたらヤダな,とか前回より

スコアが下がったらヤダな,

と思わずに,まずは受験してみましょう。

 

何度でもやりなおせますし,

積み重ねることが結果あなたの

英語力を伸ばしてくれるのです。

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