夏の風物詩とされる鈴虫の鳴き声。

夕方から夜にかけて聞こえる

「リーン、リーン」という

鳴き声を聞くと夏の終わりを感じますよね。

 

そんな鈴虫ですが飼育したはいいけどどうやら卵を産んだみたい。

でもどうすればいいかわからない。

また、卵を産ませて長く鈴虫を飼っていきたい

そんな方たちに向けて卵をうまく孵化させる

方法を幾つかのコツも合わせてご紹介します!

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鈴虫の一生とは?孵化から産卵までのサイクルは?

まずはじめに鈴虫の一生とはいったいどのようなサイクルとなっているのか見ていきましょう!

 

孵化〜幼虫期(6月ごろ〜8月ごろ)

鈴虫の幼虫は生まれてからこの2ヶ月間の間で

およそ7回ほど脱皮を繰り返します。

 

卵から孵化して約10日後に1回目の脱皮をし、

孵化から約40日後、3回から4回の脱皮

で小さな羽や産卵管が見えてきます。

 

この産卵管が見えたタイミングでオスかメスか

が判別できるようになります。

 

そして孵化から約2ヶ月後に6回から7回の脱皮

ののち、はれて立派な成虫となります。

 

ちなみに脱皮を終えた抜け殻は栄養補給として

食べてしまうことがあるそうです。

 

成虫<繁殖>期(8月ごろ〜10月ごろ)

成虫になった鈴虫は8月から10月の約2か月間

を繁殖期として過ごします。

 

オスはメスに求愛して交尾をし、交尾が終わる

と、産卵のための栄養補給としてメスに食べら

れるか徐々に衰弱して死んでいきます。

(男性の僕からすると怖い気がしますが・・)

 

メスは交尾が終わったら約一週間後から産卵を

繰り返して、産卵が終わると死んでいきます。

 

 

そして鈴虫の卵はそのまま約8か月間、

土の中で越冬します。

越冬を終えて、土の温度が約20℃以上に

なり始める6月ころから孵化をはじめ、

再び幼虫期を過ごすサイクルとなります。

 

つまり鈴虫は、10月から6月までの秋から冬、

春の時期を卵として土の中で過ごし、

梅雨が始まる6月の初夏から8月の夏真っ盛り

の時期を幼虫として過ごし、8月の真夏の時期

から10月の秋までを成虫期として過ごします。

 

この成虫期の間にあの美しい音色を聞かせて

くれているわけですね。

 

1年のうち約8ヶ月もの間、卵で過ごすわけ

ですから卵をどのように管理するかはとても

大事です。

 

長い期間見守ってきた卵が孵化した瞬間の喜び

はとても大きいものになるはずです!

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鈴虫の卵って数や形は?メスはいつ頃どこに産む?

参照元:https://www.photo-ac.com/
鈴虫の卵は最初は白く、長さ約3mm、

幅約1mm程度の米粒のような形をしており、

1匹のメスが産む数はおよそ100以上とされています。

 

1つの卵から孵化する幼虫は1匹で、産んだ卵の

約5割から7割が孵化するとされているので、

100個卵を産めばそのうち50から70匹の幼虫が

孵化する計算になります。

 

そんなメスの鈴虫は8月頃から10月頃にかけて、

土を掘って外敵に襲われないほどの深さに卵を

産んでいきます。

 


鈴虫の卵を見つけた!まずはじめにすることは?

参照元:https://www.photo-ac.com/
鈴虫のメスは交尾から約一週間後にはじめの

産卵を開始します。

そして休憩をしながら産卵を繰り返し、

最終的には約100個以上の卵を産むとされています。

 

そしてメスは卵を産み終えると役目を果たした

かのように静かにその生涯を閉じます。

 

ですから飼育カゴの中で成虫が全て死んだら、

それは産卵が終わったサインかもしれません!

 

全ての死骸やごみを取り除き、飼育カゴの中を

綺麗にしてみましょう。

 

きっと卵が見つかるはずです!

 

卵が見つかったら、まずはじめにすることは

土を霧吹きなどで湿らせます。

 

卵を発見した時期に土が乾燥してしまうと、

卵は孵化しませんので注意が必要です!

 

はじめの対応が肝心です!

 


鈴虫の卵を上手に孵化させるには水・土・温度が大事!

鈴虫の卵を上手に孵化させるポイントは、

産卵後の2か月間です。

 

産卵後の2か月の間に卵の中に細胞が作られ、

卵は硬い殻に守られ、やがて乾燥や低温に

耐えられるようになります。

 

そのため、

産卵後の2か月間は特に重要というわけです。

 

産卵後の2か月にあたる9月から10月の2か月間

は絶対に土を取り替えたり卵を掘り返したり

しないでください!

 

さらに、

この2か月間は絶対に土を乾燥させないでください。

頻繁に霧吹きなどで土を湿らせることが重要です。

 

産卵後2か月を超える11月以降は土が乾いても

卵は仮死状態になるので大丈夫です。

 

そして温度差が少ない暗い場所に保管すること

がポイントです。

家の中では玄関などがおすすめです。

 

12月からの冬の時期は、土が凍らないように

十分に気をつけましょう。

 

土が乾燥しても凍らないようであれば、

寒い場所でも卵は耐えることができるので、

とにかく土が凍らないように気をつけましょう

 

3月以降は飼育ケースを温かい場所へ移動し、

霧吹きで土に水を与えます。

 

そして孵化する6月頃までは土が乾燥しない

程度に霧吹きで水を与え続けます。

 

乾燥しているかしていないかの判断は

土を指で直接触ってみる方法がおすすめです。

 


鈴虫の卵にはカビや害虫が大敵!発生させないためには?

卵を孵化させるまでの一番の大敵はカビや害虫です。

 

卵にカビが生えてしまうと卵が腐敗してしまい

最終的に孵化しなくなってしまいます。

 

カビは湿気が多くなると発生してしまいます。

産卵後2か月以内と、3月過ぎの時期に霧吹きで

水やりをする際に、必要以上の水を与えて

しまうとカビの発生原因になってしまいます。

 

さらに鈴虫の卵の大敵である蟻や蜘蛛

飼育ケースに侵入してしまうと卵が被害に

あってしまうため、とても危険です。

 

そこで害虫対策として目の粗い布を被せると

良いでしょう。

 

サランラップに穴をあけて被せる方法もあり

ますが、穴が大きすぎると、その穴から小さな

害虫が侵入する危険があるので、できれば布を

使う方法を推奨します。

 

 

他にも鈴虫に関しての関連記事がありますので

ご興味の有る方はぜひご覧ください。

<関連記事>

鈴虫の飼い方!餌や土、温度管理などの飼育環境や共食いしない注意点は?

鈴虫の捕まえ方!野生の生息場所やワナの作り方、必要な道具や注意点は?

 

 


鈴虫の卵の孵化についてのまとめ

鈴虫の卵を孵化させる方法はとして、

水や土、温度管理とカビ防止のポイントを紹介しました。

 

鈴虫の卵を管理する際には、温度差が少なく

薄暗い場所に飼育ケースを置き、

9月から10月は土を乾燥させないようにし、

11月から翌年3月頃までの越冬の時期は逆に

水をあげすぎると土が凍ってしまう原因になる

ので土が凍らないように注意しましょう。

 

そして3月頃になったら暖かい場所に移して

カビの原因にならない程度に水をあげ、

蟻や蜘蛛などの害虫の侵入を防ぎながら

6月の孵化の時期を待ちましょう!

 

以上、「鈴虫の卵を孵化させる方法は?

水や土、温度管理とカビ防止がポイント!」でした。

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