新緑の季節が過ぎ去ると,夏はもう目の前までやってきています。
「今年こそは夏バテしないで乗り切りたい!」
そこで注目すべきことは「食」。今回は,夏本番が来る前から使える
簡単料理テクをご紹介します。
目次
そもそも夏バテとは・・・?
程度の差こそあれ,誰もが一度は経験したことがある,夏特有の
あの何とも言えない体の不調を「夏バテ」と言います。
体がだるい,重く感じる,食欲がない,すっきり眠れない
これらの状態が強ければ強いほど,深刻な状態なのです。
出典:http://mukainada.blogspot.jp/
夏バテしないための「準備運動」
スポーツをする前は準備運動をしますよね。それと同じように,
夏に備える準備運動を始めましょう。
私たちの生活は「衣・食・住」に分けられます。
衣→涼しい服を用意する,クールビズ始まる
住→エアコンの掃除,扇風機の用意,グリーンカーテンを作り始める
食はどうでしょうか?
夏バテ防止にはさっぱりしたものを食べる
暑い夏に汗を流しながら,色々な野菜が取れる鍋物を食べるのも
悪くはありませんが,実際は準備も後片付けも大変ですし,
とうてい毎日は出来ません!
ですから
食→さっぱりしたもの,簡単に調理ができるもの,片づけも楽なもの
が好まれます。
食事は毎日の事なので,継続できなければ意味がありません。
そして栄養もしっかり摂れなければ意味がありません。
サスティナブルな食事を意識する必要があります。
家庭において「持続可能な食」が夏こそ必要なのです。
出典:www.yu-ai.net/information/
夏バテ防止には麺丼&ごはん丼で献立を回す!
毎日の献立,頭が痛いですよね。暑い夏は思考回路も止まります。
だからこそ,夏前からやっておくのです。
そうすれば暑い夏はそれを継続していけばいいだけなので,
かなり楽ができます。
朝食はごはんやパンに軽いおかず,昼は社食や給食,外食ランチ家にあるもの,
と簡単になんとかなるので,今回は夕飯に着目します。
一日働いてきて夕飯があまりにも質素ではなんだか味気ないですよね。
ですが,麺丼やごはん丼でしたら,見た目は鮮やか&栄養も取れる&なによりボリューム満点なので,満足を得ること間違いなしなのです。
麺丼&ごはん丼の作り方
それでは早速作り方に進みます。とても簡単ですよ。
1.メインを麺にするか,ごはんにするかを決める
最初にすることはこれだけです。
2.おかずの主となるものを魚にするかお肉にするかを決める
fish or beef?
3.おかずの副となるものを2つくらい決める
もやし+なにかで良いでしょう。
4.トッピングを決める
ここを変えるだけで,全体の印象がかなり変わります。
さっぱり度も変わってきます。
たったこれだけのステップで,立派な夕食の出来上がりです。
作ってみよう!麺丼&ごはん丼
では,実際に作ってみましょう。
1.麺かごはんをお皿に盛ります
カレー皿くらいの平たい,大きめのお皿を用意して,麺かご飯をのせます。
麺→うどん,そば,そうめん,冷麺
ごはん→白米,玄米,五穀米
麺は乾麺から茹でると時間がかかるので,茹で麺でも冷凍麺でも何でもつかえます。
ご飯は,冷凍しておいたものを解凍しても使えます。
2.魚(もしくはお肉)を調理します
調理方法は,焼く,茹でる,煮る,の3つが基本。
その他,缶詰を使ってもいいですし,
新鮮なお刺身でもOKです。
刺身用の切り身を焼いたり茹でたり煮たり,
とアレンジしてももちろんOK。
魚:しらす干し→そのまま使える
全部食べられてカルシウムもばっちり
塩じゃけを焼く→手軽にスーパーで買える
塩分も取れる
缶詰→サバ,サンマ,など今では種類が豊富
肉:牛,豚,鳥など→しゃぶしゃぶ風に薄切り肉を茹でるとさっぱり感
醤油&砂糖&酒で濃いめに煮ると丼感UP
これらを1で用意したメインの麺(またはごはん)の上に乗せます。
3.その他のおかずをのせます
数も種類もその時の気分や冷蔵庫にあるものででいいでしょう。
その際,もやしは絶対にあった方がいいです!
値段が安い&茹でるとかなりのカサを食べられる&食べるときに噛む
ので満腹感につながります。どんな味にもなじみやすいアイテムでもあります。
野菜:もやし→さっと茹でる,茹で上がりの熱いうちにドレッシングを少し回しかけてもOK
ほうれん草,小松菜,青梗菜,山東菜等の葉物→茹でる
練り物:ちくわ,さつま揚げなど→さっと焼く
その他:ハム,かにかま,シーチキン,そぼろ,卵焼き,トマト,キュウリ
納豆,オクラ,モロヘイヤなど
もやし+少なくとも1アイテムを,さっきの丼に乗せます。
4.トッピングはお好みで
薬味を添えるとさっぱり感が増します。
すりおろし大根,大葉,ネギ,小口ねぎ,ミョウガ,
すりおろしショウガ,わさび,すだち等をお好みで添えましょう。
<メインの味付けはシンプルに>
個々のおかずに味が付いているので,全体を締める味付けはシンプルに。
一番使えるのは市販の麺つゆですが,ご家庭でとったダシ汁でいいですし,
麺に付属でついていたタレでもOKです。
お店で売っているドレッシングも
いろいろな味を楽しめて自由度が高いです。
これだけで,麺丼&ごはん丼の出来上がり!
出典:https://zexy-kitchen.net/columns/
夏バテをしない体づくりは食から
とっても簡単,さっぱり,おまけに栄養価も高い丼料理を紹介しました。
このテクを身につけておかない理由がありません。
夏本番に楽をするためにも,
ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。