七夕に食べるものといえばちらし寿司か

そうめんですよね。

ちらし寿司は特に七夕の行事食というわけ

ではなく単に縁起の良い食べ物だから

なんだそうです。

 

では、一方のそうめんはどうして

七夕に食べるものとされているのでしょうか?

今回はその謎に迫りたいと思います!

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七夕にはそうめんを!その意味や由来、歴史は?

そもそも七夕は、日本だけの行事ではなく

中国、朝鮮、台湾、ベトナムなどにおける

節供、節日の一つなんだとか。

 

そして日本発祥のものでもなく、

もともとは中国からその風習が日本に

伝えられたそうです。

 

七夕にそうめんを食べる理由は大きく2つあり、

中国の故事に由来する説のほか、

麺を糸に見立て、

織姫のように機織・裁縫が上手くなることを願うという説

があるようです。

 

前者の中国故事による一説は

古代中国の帝(みかど)の子が7月7日に

熱病で亡くなったのですが、

その後に霊鬼となってマラリア性の熱病を

流行らせたそうです。

 

そこで生前にその子が好きだった

「索餅」(さくべい)という小麦粉料理の

お菓子を供えて祀ったところ、

熱病が沈静化したのです。

 

それから中国では、

「7月7日に索餅を供えると無病息災によい」

と言われるようになり

その伝説が七夕のもととなる行事と同時期

に伝えられました。

 

そこから時代とともに麦餅から

そうめんへと変化し、

江戸時代にそうめんが七夕の行事食となったのです。

 

ちなみにこちらが索餅です。

なんだかそうめんとは程遠いですね…笑

「七夕 さくへい」の画像検索結果
参照元:https://www.google.co.jp/
 

また、後者の「裁縫がうまくなるように…」

という説について。

 

そもそも日本は古来から棚機津女(たなばたなつめ)

というお祓いする行事があったのです。

その内容は、水辺の付近に機織り機を

置いて織物を神の為に織るというものです。

 

その行事と中国から伝来した女性が

針仕事の上達を願う乞巧奠(きこうでん) 

という行事が合わさり、

現在日本で行われている七夕という行事が

確立したと言われています。

 

そして機織りや針仕事に欠かせないのが

糸ですよね。

そうめんの麺を糸に見立てたというのも

理由の一つです

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実は7月7日、七夕は「そうめんの日」!?

乾麺協同組合連合会は昭和57年から

7月7日七夕の日をそうめんの日と定めました。

 

7月7日の行事食としてそうめんを

全国で広く知ってもらうことを目的として

制定されたようです。

 

日本でそうめんを七夕の行事食として

扱うようになったのは、

はるか昔の平安時代のことです。

 

近年では長年受け継いできた色んな文化が

失われつつあるかと思いますが、

それだけ前から受け継がれた食文化ですので、

これからも忘れずに守っていきたいですね。

 

とあるアンケートによると、

7月7日の行事食であるそうめんを

「子供たちにも教えていく必要がある」

と答えた主婦が90%を越えたそうです。

 

お母さんたちが子供に語り継いでいけば

これからもそうめんを食べる習慣が

長く引き継がれていくんだろうな…と感じます。

 

正直、私は行事食を意識したことが

無かったのですが、

こうやって色んな人の想いを知ると

改めて考えさせられました。

 

 


七夕にそうめんを食べるのには地域差がある?

長野県では他の地域とは違い、

そうめんではなくほうとうを食べる風習

があります。

 

驚きなのは食べ方で、あんこやきな粉を

からめて食べるようで

「七夕ほうとう」と呼ばれているそうですよ。

なんだかスイーツのようで美味しそうですね!

「七夕 ほうとう」の画像検索結果
参照元:https://www.google.co.jp/
 

また、九州の一部地域では七夕に

みょうが饅頭を食べる習慣があります。

 

みょうがの葉っぱにあんこ入りの団子を

くるんで蒸して作るもので、

九州一部地域で七夕のお供えとされてるそうです。

 

一方、東北や北海道では

特に七夕にそうめんを食べる文化が

大切に守られてます。

 

贈り物としてもそうめんが人気のようですが、

他とは少し違う点があり、

「ろうそくもらい」という北海道地域に

伝わる行事があります。

 

ハロウィンに近いイメージのようで、

子供が浴衣を着て歌を歌いながら、

提灯(ちょうちん)を持って家を訪ねるという行事です。

 

昔は文字通りローソクをもらう行事だった

ようですが、

今はお菓子をもらったり、

おうちによってはお小遣いをもらえたりなど、

地域によって違いがあるそうです。

 

いずれにせよ子供達にとっては嬉しいイベントですね!

 

 


七夕の行事食におすすめのそうめんレシピは?

インスタグラム等のSNSの普及により

年々、おしゃれなレシピを見ますが、

下記のようなそうめんを天の川に見立てて

作るレシピをよく見かけます。

天の川そうめん
参照元:https://cookpad.com/recipe/4614437
 

そうめんを茹でて飾り付けするだけです

ので超簡単です!

カラフルなそうめんを数本足すだけで

一気に見栄えよく、美味しそうに見えます

のでお勧めですよ!

 

失敗することもないですし、

時間もかかりませんので

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

 


各地のおすすめそうめんを通販で!

そうめんにも各地域によって色んな種類があるんです!

その中でも私がおすすめしたい商品のご紹介です!

 

やっぱり揖保乃糸!

やっぱりそうめんといえば揖保乃糸!

揖保乃糸を食べると

「他のそうめんが食べられない」

なんて声もあるそうですよ!

 

スーパーにある普通のそうめんよりは

少しお値段は高いですが七夕の日は

特別に奮発するのも良いですし、

贈り物としても最適ではないでしょうか!

 

夏野菜を使った三輪そうめん

夏野菜を使用していることもあり

色鮮やかなそうめんです。

やはりカラフルなそうめんを数本入れるの

が七夕レシピを一気にかわいくするコツ

ですのでぜひ、取り入れてみてください!

 

木箱に入ってギフト包装もしてくれるので

こちらも贈り物にもぴったりですね。

 

本なま麺 ほうとう

長野県の七夕ほうとうを食べてみたい方は

こちらをどうぞ!

味噌やカルボナーラ、カレーなど色んな

食べ方があるので一般的なそうめんとは

また違った楽しみ方ができますね!

 

とにかくとても美味しそうです!

 

徳島特産 半田そうめん

阿波踊りで有名な徳島県の名産品である

この半田そうめん

実は我が家でも毎年取り寄せて食べている

ほどこのそうめんのファンなのです。

普通のそうめんに比べてかなり太く

食べ応えがありとても美味しいです。

 

温かいダシに入れて食べても良いですし

冷たく食べる時は同じ徳島名産のすだちを

つゆに絞って食べると最高ですよ!

是非一度、お試しください!

 

 

夏の終わりに以外と余りがちなそうめん

ですが乾麺によく発生する害虫がいます!

その厄介な害虫についての記事も書いて

いますのでよかったらご覧ください。

<関連記事>

シバンムシの発生源の見つけ方や駆除の仕方!効果的な予防法や害はある?

 

 

いかがでしたでしょうか?

七夕にそうめんを食べる意味は理解できましたか?

今回は七夕の行事食”そうめん”について

ご紹介させていただきました。

 

私自身もそうですが、

「七夕にそうめんを食べる理由なんて考えたこともなかった」

という方も多いのではないでしょうか?

これを機にその意味を理解しながら

食べてみるとより一層美味しく感じるかも

しれませんね!

 

以上、「七夕にそうめんの意味とは?由来や歴史、行事食におすすめのレシピも紹介!」でした。

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