家庭菜園が趣味の方で、せっかく育てている

植物の根を食いちぎられて困っている方はいませんか?

その原因は「ネキリムシ」かもしれません!

 

そこで今回はネキリムシの生態やどんな被害が

あるのか、効果的な対策を農薬を使いたい方、

使いたくない方に分けて紹介していきたいと

思います。

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ネキリムシとは?家庭菜園でどんな被害が?


ネキリムシとは、カブラヤガやシロモンヤガなどの夜に飛ぶ蛾の仲間、

夜蛾(ヤガ)の幼虫の総称です。

 

生まれて間もない幼虫で約10~20mm、

成長すると約45mmにまで成長する上の画像の

ような一見イモムシのような形をした幼虫です。

 

幼虫の状態で土の中で越冬し、温かくなり始める翌年3月頃

から活動を再開するとされています。

 

ネキリムシは雑食性で近くにある植物であれば

何でも食べてしまい、最も困るのがキャベツや

ジャガイモ、トウモロコシ、ブロッコリーなど

の茎を食害してしまう点です。

 

そのため家庭菜園を楽しむ方たちの頭を

悩ませる存在とされています。

 

ネキリムシの名前の由来は、食害された後の

茎が、根を切られたように見えることから、

「ネキリムシ」と名付けられました。

 

ネキリムシは夜行性で、

明るい間は地中1~5cmの中に潜んでいて、

夜になると活動を始め、地中近くの茎を

食害します。

 

ネキリムシの食欲は凄まじく旺盛で、

次から次へと移動しながら食害し、

その食欲旺盛ぶりは共食いまでしてしまうほどです。

 

そのためネキリムシは共食いを避けるため、

比較的単独行動が多く、広い範囲に点々と

散らばっています。

 

朝、自分の家庭菜園の状態を見て、

茎が根元から食いちぎられている場合は、

ネキリムシの仕業だと思ってよいでしょう。

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ネキリムシの対策はコーヒー!?農薬嫌いの方におすすめ!

参照元:https://www.photo-ac.com/
ネキリムシの対策方法は様々な方法がありますが、

農薬を嫌う方にはコーヒーがおすすめです。

 

コーヒーは自然な農薬?

化学的に作られたいわゆる「農薬」に対して、

自然成分で植物の成長を手助けするものを

「自然農薬」と言ったりします。

定義は曖昧なところがあるのですが自然農薬の

中でもよく使われるのがコーヒーです。

 

「コーヒー土」とは?・・

「コーヒー土」という言葉を聞いたことが

あるでしょうか?

コーヒーを使った防虫対策については諸説ある

のですが、私がおすすめする一つにこのコーヒー土を使った方法があります。

 

「コーヒー土」というのは簡単に言うと

コーヒーの出しがらと土を混ぜたものです。

虫除けになったり、栄養も豊富な肥料として

使えたりするようになります。

 

コーヒーの出しがらは植物の周りに直接撒いて

しまうと水分を多く含んだままでカビが発生

してしまったり、栄養どころか逆に植物の成長

を妨げる成分があるとも言われています。

 

実際にネキリムシを駆除するどころか大切な

植物を枯らせてしまった、という方もいるようです。

 

そこで「コーヒー土」の登場です。

コーヒーと土を混ぜて乾燥させ堆肥化させた

もので菜園とは別なところで鉢やプランターを

用意して作ります。

 

そこから少しずつ実際の植物に肥料のように

撒いていくといったかたちです。

 

「コーヒー土」の作り方は?

作り方は、簡単でコーヒーの出しがらを

土によくまぜ乾燥させる。

これだけです!

 

ここでの注意点は、

よく混ぜるということです。

先ほども言ったようにカビが生えたり、

コバエがわいたりということもありますので

よく混ぜて乾燥させることです。

 

コーヒーの出しがらが出るたびにコーヒー土の

鉢にどんどん足していき同量程度の普通の土も

足していくといった作業です。

同量の土とありますがこの割合は特に気にせず

適当で大丈夫です。

要はコーヒーを乾燥させて堆肥化させることが

目的なのです。

 

ポイントは毎日混ぜて乾燥させることです。

すると徐々に堆肥化が進んでいきふかふかした

肥料用の土のようになります。

そうなると「コーヒー土」の完成です。

 

あとは育てたい植物周りの土に混ぜ込んだり

撒いたりしながら様子をみてください。

 

ネキリムシに対してのコーヒーの効果は?・・

ネキリムシはコーヒーに入っているカフェイン

成分を苦手とするという見解もありますので、

コーヒーの出しがらは自然農薬として一定の

効果はあるのではないでしょうか。

 

ただし大前提としてコーヒー自体にはもちろん

殺虫成分が入っているわけでもなく、

肥料として植物の成長を促進する成分が入って

いるわけでもありません。

あくまで、化学農薬を使いたくない方向けの

予防や忌避効果としてお試しください。

 

ちなみにネキリムシではないですが、

茎に付いたアブラムシやナメクジなどには

濃いめに淹れたコーヒーをそのままスプレー

する方法も有効なようです。

 

ただ、この方法も植物の種類によって

合う合わないがありますので、

最初からたくさんかけるのではなく少しずつ

試してみて様子をみることをおすすめします。

 


ネキリムシの対策は米ぬかも効果的!?

他にもネキリムシ対策として米ぬかが効果的だ

と聞いたことはありませんか?

 

実は、米ぬかが効果的という理由は、米ぬかは

ネキリムシの好物で、ネキリムシが米ぬかを

食べ続けることにより茎を荒らされなくて済む

という話や、ネキリムシが米ぬかを食べると

お腹を壊して駆除できるという話があるのです。

 

ですが真偽のほどは定かではなく、効果的だと

言い切ることはできません。

 

同じような理由であえて近くに生えたての

小さな雑草を少し残しておく、という手段も

あります。

 

ネキリムシは硬い茎は噛み切ることができない

ので、生えたばかりの柔らかい茎を狙います。

そういった意味であえて雑草を残すことで

そちらに注意を向けさせるという方法です。

 

農薬を使いたくないという方にはこういった

発想の転換で対策をしてみるのも良いのでは

ないでしょうか。

 

 


ネキリムシの対策で農薬を使うならオルトランがおすすめ!

ネキリムシ対策として農薬を使うならオルトランがおすすめです。

オルトランが何故ネキリムシに効果があるかは

次の通りです。

 

オルトランは農薬成分を含み、植物の根から

植物全体に吸収されていきます。

その農薬成分であるオルトランを含んだ植物の

葉や根からネキリムシが成分を摂取することにより、

ネキリムシの体内に農薬成分が回り、

駆除されていくという仕組みです。

 

注意点として先にネキリムシに根を食い荒らされてしまうと、

その植物はオルトランを吸収するだけの力がなくなり、

手遅れになってしまうということです。

 

オルトランの使い方は、ネキリムシの被害に

あう前に初めから散布して被害を未然に防止

するという使い方が正しい使い方というわけです。

 

オルトランに限らず、農薬は多少なりとも

毒性があります。

 

もちろん育った野菜を人が食べても問題ない

ように成分が調整されていますので安心ですが

決められた容量をしっかり守って使うように

してください。

 


ネキリムシの対策で農薬を使うならネキリベイトがおすすめ!

もう一つ有名な薬剤がこのネキリベイトです。

 

こちらも同じく殺虫効果の高い農薬ですが

特に即効性が高く、現在ネキリムシの被害に

すでにあっている方にはこちらの方が効果的

かもしれませんね。

 

使い方は簡単で植物の株元にばら撒くだけ!

ネキリムシを誘い出し食べさせて駆除するといった方法です。

 

こちらももちろん農薬ですのできちんと

使用方法を守って使ってくださいね。

 


ネキリムシの対策!その他の簡単な方法を紹介!

参照元:https://cdn.pixabay.com/
ネキリムシ対策としてその他の農薬を使うなら

ダイアジノンという薬剤を土に混ぜるか、

デナポンという農薬をまいて対応することも

おすすめです。

 

また、どうしても農薬が苦手という方には、

卵のカラを使う方法をおすすめします!

 

手順を説明しますと、まず卵のカラをよく

水洗いしてから乾かします。

そして小さく砕いて茎の根元に敷き詰めます。

その上から土を被せて出来上がりです。

幼虫は卵のカラが邪魔になり、寄りつかなくなります。

 

注意点としては、あまり細かく砕いてしまうと

ネキリムシにとって障害物の意味がなくなる

ので、適当な大きさに砕きます。

 

それと、卵のカラの中の成分が異常発酵して

しまうと逆に根を傷めてしまう原因になりかね

ないので、

卵のカラはよく洗ってから使用しましょう。

 

 

また、小さな植物の場合、ヨーグルトなどの

容器に根から丸ごと入れて、土の中に置く

という方法もあります。

 

そうすることでネキリムシが土の中を移動して

ヨーグルトの容器に入ることができなくなるわけです。

 

大きなスペースの場合は、ダンボールなどで

苗を囲うという方法もあります。

 

ヨーグルトの容器で根を守る方法と同じで、

ダンボールで苗を囲んでしまい、

土の中を移動するネキリムシの侵入を防ぐ

という目的です。

 

同じように土の中で植物を荒らす害虫として

コガネムシの幼虫がいます。

コガネムシの幼虫も含め、総称してネキリムシ

と呼ぶ場合もあるようですが厳密には少し違い

ますのでコガネムシの幼虫被害にあっている方

はこちらの記事もよければご覧ください。

↓↓↓

コガネムシの幼虫の駆除の仕方とは?効果的な方法や薬剤、対策も紹介

 

 

最後に、

植物や野菜の根を食いちぎってしまうネキリムシ。

その食欲は共食いしてしまうほど旺盛です。

 

対策としては、農薬が苦手な方はコーヒーや

米ぬかなどいろいろな方法を試してみることを

おすすめします。

科学的根拠は明らかになっていない場合もあり

ますが、成功例もあるようなので、試してみる

価値はあるかもしれません。

 

農薬が苦手でなければ、オルトランや

ネキリベイトなどを使用すると効果があります

 

ご自身の菜園の環境に合わせた方法で

最適な対策を見つけてみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上、「ネキリムシの対策はコーヒーや米ぬか

が効果的?農薬ならオルトランがおすすめ!」でした。

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