みなさん、暑中見舞いや

お盆の準備は大丈夫ですか?

暑中見舞いは毎年行うので慣れているという方

もいると思いますが、

お盆はいかがでしょうか?

 

特に初盆の方は何かと準備があります。

出席する側も例外ではありません。

私自身もそうですが、

あまり詳しくないと準備にバタバタしてしまったり

もしかしたら間違った知識で

当日を迎えてしまうかもしれません。

 

今回は初盆でも特に香典の部分について

お渡しする相手によっての相場の金額や

香典袋の書き方など詳しくご説明します。

 

故人やその家族を思って

今からしっかり知識を身につけ、

準備していきましょう!

スポンサードリンク

 


初盆とは?いつ、どんな法要?

参照元:http://www.tadapic.com/
まずはそもそも初盆とはどういったことなのか

基本的なことを簡単にご紹介します。

 

新盆(=初盆)とは故人の

四十九日(忌明け)以降に初めて迎えるお盆

のことです。

 

もともとは旧暦の7月15日頃に行われていた

行事ですが、現在は一部の地域を除いて

新暦の8月15日に行う地域が多いようです。

 

初盆は、先ほど述べたように

四十九日の法要が終わった後に迎える

最初のお盆のことを指しますので

場合によっては、

四十九日の法要後すぐに

新盆を迎えることもありますが、

逆にお盆の時期に四十九日の法要が

終わっていない時は

翌年のお盆に初盆の法要を行います。

 

◆初盆の法要は何をするの?

お坊さんによる読経の後、

みんなで一緒にお墓参りにいきます。

お墓でもお経を上げていただき、

戻って食事をします。

 

お坊さんはお盆時期は繁忙期なので、

お経をあげると帰りますが、

だいたいの人は故人のことなどを話しながら、

夕方までゆっくりといることが一般的です。

スポンサードリンク


初盆の香典で相場となる金額は?親族や身内の場合は?

参照元:http://www.tadapic.com/
では本題の香典の金額の相場についてご紹介します。

まず血縁関係や身内の方に対してのお話から。

 

実の祖父母または義理の祖父母であれば

約5000~1万円が相場となり、

食事がない場合は5000円、

食事がある場合は1万円

くらいだそうです。

 

また、実の親・兄弟や姉妹、

子供の場合(義理の場合も同様)は

1万~2万円程度で、

食事がない場合は1万円食事があれば2万円

くらいだそうですよ。

 

ただしこれは一般的な相場であって、

その家のしきたりによっては金額が決まって

いることもありますので事前にしっかり確認

しておくことが大事です!

 

◆親族であれば…

白提灯の代金を出す可能性がありますので、

提灯代もあらかじめ準備しておく必要があります。

 

どうしても金額が予想できない時は

3000円・5000円・1万円の3段階の中で

故人との関係性を考慮しつつ選びましょう!

 

◆宗派によっても違う?

宗派によっても金額は異なる場合がありますが

一般的な金額の相場は

5000~1万円で変わりません

 

わからない時は周囲に合わせるのが安心です。

立場が同じ、または似ている人に確認してみる

と安心ですよ。

 

ただ、1人で出席する場合と

家族で出席する場合では違いますので、

家族で参列する場合は

相場よりも多めの金額を用意して家族一同から

といった感じにしておきましょう。

 


初盆の香典で相場となる金額は?友人など血縁関係のない場合は?

 

友人などの血縁関係のない初盆のお香典は

5000円を包むことが多いようです。

 

ただし、複数人の友人と一緒に行く場合は

3000円という場合もあるそうですので、

事前に確認が必要です。

 

また、未成年の場合や葬儀が最近で、

すでにお香典を渡してある時は

改めてお香典を渡さなくても大丈夫

なんだそうです!

 

お菓子箱やそうめんなどのお供えもののみ

持って行き、

「お参りだけさせてください」と言えば、

相手にも余計な気遣いをさせずに済みますよ。

 


初盆の香典、お供え物の有無で金額はどうなる?


参照元:http://www.tadapic.com/
一般的には、お金だけでなくお菓子などの品物

をつけて、一緒にお供えすることが多く、

先ほど記載した金額にプラスしてお供えを

持って行く方が多いようです。

 

下記が一般的なお供え物になりますので

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

◆お線香

こちらは一般的ではあるものの

あまりたくさんもらっても困りますので

量についてはすこし配慮した方が良さそうです。

最近ではこういった煙が少ないタイプも

多く好まれているようですよ。

 

◆お花

贈り物で、お花というのはどの行事においても

喜ばれます。

お葬式や一周忌などの場合は

”菊の花”と決まっていますが、

お盆には特に決まりがありませんので

フラワーギフトなどで選びましょう。

こちらのようにブリザードフラワーといわれる

水やり不要のお花ですとご家族の方の負担にも

ならないですし生前にお花が好きな方でしたら

おすすめのお供えですね。

 

◆お菓子

こちらも定番のお供え物です。

供えていただいた後に、身内で分けられます

ので、冷菓の詰め合わせなどは喜ばれますよ!

 

ただし、

※故人の生前好きだった食べ物を送るのは

絶対やめましょう!

遺族がショックを受ける場合があります。

あんなに好きだったのに、

もう食べることができないので、

まだ1年経っていない初盆では特に配慮しましょう。

 

お菓子のお供えに関してはこちらの詳しい記事

をご覧ください。

↓↓↓

初盆のお供えはお菓子を!おすすめの人気5選とNGマナーや、のしの書き方も紹介!

 

 

◆果物

こちらもお供え物の定番です。

箱入りの果物や、果物の詰め合わせがおすすめです。

ただし賞味期限が早いというデメリットが

ありますので少し注意が必要です。

特にお盆は真夏ですので持参するのは大変

ですし、鮮度も心配です。

通販で直接送ってもらうのは便利ですよ。


初盆で用意する香典袋は?書き方や水引の種類は?

初盆の香典の表書きですが、一般的には

「御仏前」、「御佛前」、「御供物料」

と書きます。

 

また、お供えの品には「御供」

提灯代としてお金を包むときには

「御提灯代」と書きます。

 

のし袋の水引は「藍銀」か「双銀」で、

蓮絵が入っていないもの

もしくは、

「黄銀」で5本か7本のものを選びましょう。

 

また、水引の結び方は

「結切り」か「鮑(あわび)結び」

のし袋を使いましょう。

 

正式な包み方は、半紙の中包にお金を入れ、

奉書紙で上包みに折る方法です。

 

しかし、現在では白封筒を用いた略式で構わない

とされていて、この場合は郵便番号欄のない

無地の封筒を使いましょう。

 

ちなみにお葬式などの香典袋の表書きには

薄墨を使うのが通例ですが初盆やその他の法事

には普通の黒墨を使います。

間違えて薄墨を使わないように気をつけましょう。

 


まとめ

いかがでしたでしょうか?

相場としては3000〜2万円ほどで

状況や故人との間柄などによって変化するようです。

また、香典袋の書き方や水引にもある程度の

決まりがあるので注意しながら準備してください。

 

冠婚葬祭のマナーというのはわかりにくいもの

も多いですが、「知らなかった」ではすまない、

大変失礼にあたる場合もありますので、

最低限のマナーは事前に調べるようにしましょう。

 

ただ、大事なのは故人の方への気持ちですので

あまり形式ばかりにとらわれずみんなで故人を

偲ぶことが大切ですね!

 

以上、「初盆の香典で相場となる金額は?身内

や親族、友人での違いや香典袋の書き方も紹介!」でした。

スポンサードリンク