もうすぐジメジメした嫌な梅雨の季節が

やってきます。

 

梅雨の時期で最も困るのは湿気ですよね。

雨が続いて湿気が多いと洗濯物も

干せなくて困ります。

 

そこで今回は室内干しの強い味方である

除湿機について、

電気代の安いモデルや節約方法、効果的な

使い方を調べてみたのでご紹介したいと思います!

スポンサードリンク

 


除湿機のタイプは3種類!それぞれの違いは?

除湿機と一言で言っても、実は目的に

合わせて3種類に分かれています。

 

以下では使用する目的に合わせた

除湿機選びの為にその特徴を

簡単にご紹介していきます。

 

コンプレッサー方式の除湿機

コンプレッサー方式とは、

コンプレッサーといわれる空気を圧縮する

機械を通してフロンガスを循環させ、

冷却機で湿った空気を冷やして湿気を

水滴に変えて取り除く方式です。

 

エアコンの除湿機能と全く同じ原理なの

ですが、

わかりやすく言うと湿った空気を丸ごと

冷やして湿気だけを水に変えて、

残った乾いた空気だけをまた戻すといった感じです。

 

コンプレッサー方式は気温が高い場合には

高い除湿能力を発揮するので夏場に強いと言えます。

 

ちなみに私個人の話で恐縮ですが、

我が家ではこのコンプレッサー式を使っています。

記事の後半部分で少しご紹介しますね。

 

◉メリット

除湿力が強い

室温上昇が少ない

室温が高いと除湿力が大きい

 

◉デメリット

コンプレッサー搭載のためサイズが大きく重い

コンプレッサーによる振動音が大きい

冬場になると威力が落ちる

 

デシカント(ゼオライト)方式の除湿機

テシカント(ゼオライト)方式は、

フロンを使わずに水分の吸着性能に優れた

ゼオライト(乾燥材)を使い水分を

取り除く方式です。

 

吸着した水分はヒーターにより温められ、

熱交換機能を利用して冷やされタンクに

たまります。

 

デシカント(ゼオライト)方式は

1年中使えますが、

ヒーターを使用するため室温が上昇して

しまうので夏場には向かない除湿機と言えます。

 

◉メリット

コンプレッサー方式に比べてサイズが小さくコンパクト

基本的にオールシーズン使える

振動音が静か

 

◉デメリット

ヒーターにより夏場は室温が上昇するため使いにくい

ヒーターにより電気代がかかる

 

ハイブリッド方式の除湿機

ハイブリッド方式はコンプレッサー方式と

デシカント(ゼオライト)方式を合わせた

方式です。

 

つまり夏場はコンプレッサー方式として、

冬場はデシカント(ゼオライト)方式

として使える優れた除湿機です。

 

◉メリット

コンプレッサー方式・デシカント(ゼオライト)方式のメリットを

全て備えている。

 

◉デメリット

サイズが大きい

販売価格が高い

スポンサードリンク


除湿方式によって電気代の違いは?安いのはどれ?

参照元:https://www.pinterest.jp/
 

コンプレッサー方式

消費電力が小さいので電気代も

デシカント(ゼオライト)方式に

比べて安いといえます。

 

デシカント(ゼオライト)方式

ヒーターを使うので消費電力が大きくなり

電気代はコンプレッサー方式の

約3倍にもなると言われています。

 

ハイブリット方式

夏場はコンプレッサー方式として使用

すれば安く、冬場はデシカント(ゼオライト)方式

として使用すれば高くなります。

 

つまり年間トータルで見れば

コンプレッサー方式に次いで

2番目の料金というわけです。

 


効果的な使用時間は?衣類乾燥は夜がおすすめ?

参照元:https://www.pinterest.jp/
最近の除湿機はハイスペックになっており

様々な条件の違いはあるものの、

約2kgの洗濯物であれば1時間もあれば

乾いてしまうものも多くなっています。

 

古い除湿機を使用していると乾燥に時間が

かかり、電気代も無駄になることが

わかります。

 

更に電力会社によっては様々な契約プラン

があるので有効活用することで

電気代の節約になります。

 

例えば、東京電力では夜トクプランという

ものがあります。

 

夜トク8

昼間時間:午前7時~午後11時 1kwh 32.14円

夜間時間:午後11時~翌日の午前7時 1kwh 20.78円

 

夜トク12

昼間時間:午前9時~午後9時 1kwh 33.76円

夜間時間:午後9時~翌日の午前9時 1kwh 22.55円

 

夜間時間帯に除湿機で乾燥することで

電気代も節約になることがわかります。

 

電力会社が自由化したこともあり、

電気代を考える良い機会になればと思い

電力会社ごとの電気代を簡単に比較できる

サイトをご紹介しておきますね。

電気のプロによる電力自由化むけ電気料金プラン徹底比較!東京で一番安いプランは……

 

 


電気代が安いおすすめ除湿機を紹介!

それでは実際の除湿機を電気代の安さ

という点に注目してご紹介します。

 

F-YHRX200-S パナソニック 衣類乾燥除湿機

タイプ:ハイブリッド方式

適用面積:木造19畳~21畳 鉄筋38畳~43畳

タンク容量:5.0L

 

パナソニックのF-YHRX200-Sのコンセプトは

「無駄を省いて賢く乾燥」です。

 

衣類の量を自動で見極め、乾き具合を

把握するエコナビ機能、

電気代や消費電力量を抑えて乾燥する

おまかせモード機能、

乾いたら自動でストップする

カラッとセンサー機能が電気代

節約の手助けをしてくれます。

 

高機能なハイブリッド式なので

価格が少しネックになるかもしれません。

 

アイリスオーヤマ 除湿機 DCE-6515

タイプ:コンプレッサー方式

適応面積:木造8畳 鉄筋16畳

タンク容量:1.8L

 

アイリスオーヤマから発売されている

衣類乾燥除湿機は従来製品よりも

1時間あたり約1/3の電気代という

低コスト性が特徴です。

 

コンプレッサー方式のわりに静音で、

洗濯物に直接風を当てやすい大型フラップ

を採用、梅雨の時期の嫌なカビ・結露・

湿気対策としても存分に威力を発揮する

除湿機です。

 

パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZP60-W

タイプ:デシカント方式

適応面積:木造7畳 鉄筋14畳

タンク容量:2L

 

パナソニックから発売されている

デシカント式除湿機です。

 

湿度を感知して乾燥したら自動運低停止

というシンプルな構造です。

部屋干し乾燥にも優れた威力を発揮し、

お値段もお手頃な価格になっています。

 

初めて除湿機を購入しようとしている

方にはおすすめの除湿機です。

 

コロナ 除湿機 CD-S6316

タイプ:コンプレッサー方式

適応面積:木造7畳 鉄筋14畳

タンク容量:3.0L

 

最後は我が家で活躍中のこちらの除湿機を

紹介させてください。

 

2年間ほど使用しており現在も元気に稼働中です。

 

コンプレッサー式なのでやはり重さはあり

家中いろんなところに移動させて使うよう

な方には不向きかもしれませんが、

上部に大きな持ち手があり大人なら片手で

持って移動させることはできます。

 

除湿機単体の電気代はわかりませんが

主に梅雨の時期の夜中に6畳ほどの部屋に

洗濯物を干して使用しています。

 

朝になれば洗濯物はきちんと乾いています

し、しっかりとタンクに水が溜まっています。

隣の部屋で寝ていますが音も一度も

気になったことはありません。

 

あくまでこちらは個人の感想ですので

使用環境や人によって感じ方は違うかも

しれませんが私自身は全く問題なく使えていますよ。

 


まとめ

電気代をとにかく安くし、

振動音も気にならないという方には

コンプレッサー方式

電気代は多少かかってもコンパクトで

静かな除湿機をお求めの方にはデシカント方式

初期費用はかかっても、ハイスペックな

除湿機をお求めの方には

ハイブリッド方式をおすすめします。

 

ご自身の使用用途や使用時期(梅雨だけや冬も1年中使いたいなど)

を考慮し、選ぶと良いと思います。

 

そして気になる電気代は、契約プラン

という裏技を使って安くすることもできます。

電力会社の選択も含めて考えられると

良いと思いますよ。

 

以上、「除湿機で電気代の安いモデルや節約方法は?タイプ別のおすすめ除湿機も紹介」でした。

スポンサードリンク